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歩くスキー万歳!PartⅢ

2月3日いよいよ18キロコースへ出掛ける日が来た。今回は足前の揃ったメンバーと言う事で長谷部さんは18キロもの長いコースを設定してくれた。事前のメールでは15キロと言う触れ込みだったが、途中で本宮さんが調べたデータによると18.8キロであると言う。なんと当初の予定より3キロ以上も距離が延びた。地蔵峠の奥に有る湯の丸スキー場の駐車場に車を置き、リフト一本乗って9時30分湯の丸スキー場のトップに出る。少し下って林道に入り、Sany0930640360 池の平湿原を目指す。快晴の空に気分よく、30分ほどで池の平湿原の入口に着いた。アンパンを食べアサマ2000スキー場目指して気持ち良い滑走に入る。

雪質の良さとメンバーのスキルも有り、1時間足らずでアサマ2000スキー場に到着。ゲレンデ下に有る休憩舎に入りジェットボイルで湯を沸かし、楽しく昼御飯を食べる。昼食が終わり12時15分いよいよ湯の丸林道から林道群馬坂線の大滑降開始である。雪が良ければ良いけれど、コーナーでアイスバーンになっていたら転倒必至である。幸い湯の丸林道は雪も良く皆快調に飛ばして行く、Sany0927 林道群馬坂線の分岐まではタイトなコーナーもスケーティングステップで何とかやり過ごして来たが、分岐に近づく頃から雪の表面がカリカリと音がするようになった。分岐で休憩、あと4.3キロだ。少し登ってシャクナゲ園の広場に着いた。とりあえずここまでは何回かの転倒は有ったものの問題なく通過して来たと言う感じである。しかし、この先が問題である。今までの傾斜よりやや角度の付いたカリカリの下りを行かなければならない。皆必死になって下る。スノーモービルのえぐられた轍に板を取られ無いように必死にステップするがだんだん足がプルプルして来る。こらえ切れずににコーナーで転倒してもひたすら頑張るのみだ。しかしみんなの顔はにこにこ笑って楽しそうだ。もちろん僕も楽しい。まっすぐ下ることのむずかしさが良く分かる。なんとか終点の浅間山溶岩樹形に到着。着いたーッ!皆の笑顔と満足した顔が印象的であった。

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歩くスキー万歳!PartⅡ

2月2日のこの日、僕たちと講習の有った長谷部さんとはゲレンデボトムに有るセンターハウス「フェルナー」で待ち合わせをした。レストランでお茶を飲んでいると窓越しに長谷部さんの姿が見えた。入口に立てかけて有る既に生産されていない我々の板を見て、意味有り気な笑いを浮かべている。いや嬉しそうなのだ。テレマーカーと言う人種は人の履いている板や靴が気になるものなのだ。それが、よりプリミティブな道具で有ればある程引きつけられる。プアーな道具でまっすぐ滑ろうと言うのが長谷部流。今回の企画もそうした考えの中から生まれたに違いない。

道具の内、靴について言えばプアーになればなるほど、足首が低くホールド感が乏しくなり、自分の立ち位置が悪ければすぐに転倒につながるので道具に頼れない分人の能力が試される。プラブーツで言えばスカルパの最強モデルTレースを履くのとT4を履くのとでは月とすっぽんの差なので有るが、さらに革靴となればルーズな履き心地を楽しみ自分のバランスを信じるしかないのだ。革靴の中でもビンソンはややハイバックで履きやすい。剛性の弱い靴に昨今のケーブルビンディングは似合わない。ここはやはり3ピンの金具であろう。

3ピンの金具のついた板が履ける長靴が北海道の秀岳荘で売っている。もともとは送電線の点検や猟師の人が使っていた生活スキーである「ゾンメルスキー(ゾンメルシーが正解か)」用に開発された長靴で有る。その長靴を長谷部さんが持っていた。北海道の店に有ったのを手に取って見た事は有るが、まさにただの長靴の先にコバを付けて3ピンの金具が履けるようにしたものだ。さっそく川上さんが試しに入る。セントイライアスに長靴、まさにプリミティブだ。足首のホールドがまったくと言ってよいほど、ぐらぐらの中すいすいと登って行く。そして滑降。さすが高規格スキーヤーのSany0913640479Sany0911 川上さんテレマークターンでしっかり仕上げて来た。

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すっかり楽しんだパルコール嬬恋スキー場を後に、途中のコンビニで妙高を出発した本宮さんと合流後、長谷部宅へと向かった。キャベツ畑を抜けて林の中のトリッキーな道を走ると浅間山溶岩樹形の近くに彼の家は有った。爆発した浅間山からは4キロ圏内の様で風向きによっては灰が降ったのだろう。暗くて誰もいない別荘地の中や森の中をコースケと散歩を楽しんだ。暗い林の奥から何か動物が自分たちを窺っている様に感じる。コースケが反応しないので何もいない事がわかるが、星明りの山の稜線は全く怖くないが、もしかしたら人がいそうな暗い所が一番気味が悪い。真っ暗で奥は良く分からなかったが、別荘地のはずれに林道が一本入っている。明日は2000メートルの稜線からここまで約700メートルの高差をクロカンダウンヒルで楽しむのであるが、この林道を下りて来るのだろうか。カリカリだー!

長谷部宅に戻るとクミン、コリアンダーなどカレーの良い香りが鼻をくすぐる。インド人のレディさんに教わったと言うインディー特製のレディさんのカレーだった。チキンの入ったスパイスが絶妙に配合されたこのカレーは、かつてボンベイ(今のムンバイ)で食べたカレーに似ていた。美味かった。2杯お代わりをした。明日の18キロ走行を前に何となく自主的に酒を抑える雰囲気では有ったが、飲み始めればこっちの物?結局ビールにワインに酒一升を平らげて、有意義な前祝を終え長かった一日に終止符を打ったのでした。このブログもなかなかクロカンレポートに入れない。つづく…。

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歩くスキー万歳!

Sany09016403602009年のふくろう倶楽部のテーマは「歩く」と「健康」。1月30日先日のR299に続いて美ヶ原を歩いて来ました。時折雨も混じり下り坂の天気の中、誰もいない美ヶ原を楽しみました。テレマークスキーならではのツアーです。

そして、2月に入り節分の日の3日、KKSE(関東甲信越で活動するテレマークスキーインストラクターの親睦会)の仲間と湯の丸スキー場からアサマ2000スキー場を経て林道群馬坂線から浅間山溶岩樹形までの18キロを歩き滑って来ました。

今回の企画は、パルコール嬬恋スキー場で「Freeheel Program INDY」 と言うテレマークス キー教室を開いているTAJ指導員の長谷部武さんの提案によりKKSE研修会として組まれたものです。参加者はリーダーの長谷部さん の外にMBSSの本宮さん 、山の家かわかみの川上さん と私の4名です。Nec_0532_2Nec_0531_2多くの仲間に声をかけましたが、シーズン真っただ中と言う事で皆さNec_0533_4 んお忙しいようでした。

前日の2日から嬬恋スキー場に向かった川上さんと僕は案内看板ひとつ見あたらないスキー場へのアプローチに不満の声を出しながら、スキー場のゴンドラに乗りこみました。ゴンドラ乗り場の有る駐車場に着いた時から二人の口からは不満どころか、「いやーっ良いスキー場ですねー」などと刹那的日Nec_0525_2 和見発言に訂正された賛美の声に変って行くのでした。と言うのもこのスキー場抜群の展望なのです。私の働くブランシュたかやまスキー場も山頂からの景色はすばらしい物が有ります。がっ、この嬬恋はロープウェイが昇るにつれてさらに開放的な景色が広がります。東南東に先日小爆発したばかりの浅間山 を望み北には万座、草津、志賀の山々が手に取るように見え、眼下には箱庭のように夏のキャベツ畑の縞模様が広がります。山頂駅からリフトを一本乗り継ぐと四阿山(ア ズマヤサン)は指呼の間です。木々はモンスターに成長し 、メロウな斜度にさっきまでの不満は何処へやら、二人とも満Sany0937640360_2足度100パーセントまで上昇したのです。

二人の本日の出で立ちは、細板革靴です。川上さんはスカルパビンソンと ブラックダイアモンドのセント・イライアス・ワックスレス、私はスカルパビンソンとカルフのピクシス・ワックスレス。久々に軽快なゲレンデスキー。はるか下にゴンドラの山麓駅が見えます。この距離でこの道具だと8回は休憩しながら下らねばならないか、などと軽口をたたきながら爽快な滑降を楽しみました。広く適度な斜度のゲレンデはテレマーク教室にはうってつけ、細革には快適なバーンです。川上さんも僕も素晴らしいスキー場と共に細革三昧の滑降に言い知れぬ満足感を味わったのでした。Sany0948640360

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川上さん(上)と僕(下)

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いよいよ明日は長谷部さん選りすぐりのクロカンルートを味わうのです。つづく

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