TAJバックカントリー講習会in戸隠
2月23日~24日の2日間戸隠スキー場を中心としてTAJバックカントリー部主催のバックカントリー講習会が開かれました。主任講師はTAJ公認指導員で山岳ガイドの白田剛氏。私はサブ講師で参加して来ました。今回予定した講習内容は、(1)シール登行技術(シール取付着脱、登行、方向転換、コース取りなど)(2)ルートファインデング(地形図、コンパス、高度計、GPSなど利用)(3)ツアー安全管理技術(体力管理、その他(4)雪崩対策(雪崩ビーコンの操作、行動原則、埋没捜索など(5)その他と言うものです。2日間の内容としてはなかなか濃いものです。
初日はパトロールへ挨拶をし、ブリーフィングの後、とりあえず体を慣らすためにゲレンデを滑りました。天気の具合はあまり良いものではなく、いやむしろ悪い方向へ向っていました。強い風の中閉鎖されているスキー場コースの中でビーコンの使用方法やプローブの使用方法について勉強しました。昼食を挟んでさらに悪化する天候の中、場外での講習を止め、スキー場内の林の中でチームレスキューの実地トレーニングを行いました。ビーコントレは意外に時間のかかるもの。全員にチームリーダーをと言う主任講師の意向でしたが、一日目は一人がリーダーを務めて時間終了です。間断なく降り続く雪の中今宵の宿である「戸隠小舎」に入りました。夕食後、地図とコンパスの使用方法について白田講師がレクチャーを行いました。国土地理院の地形図に磁北線を引くことや地図の折り方、等高線の見方、コンパスを使った現在地の確認方法など中身の濃い講習でした。
寝床に入ると小舎を揺るがす暴風雪に明日は「本ちゃんさながらだなー」と考えるうちにいつの間にか朝を迎えました。70センチは積もったでしょうか。強い風と除雪でスキー場のリフトも全休になっています。でもわれわれは今こそ訓練の時。スキー場でシールを着けコース内の林に向います。途中でシールの歩き方の確認や、急斜面におけるラッセル、キックターンなどを練習して林の切れたスペースで昨日の続きのチームレスキューを全員で体験し、捜索終了後の搬出に使うスレッドのデモンストレーションを行いました。
相変わらず続く強い風と雪に今回の講習をここで打ち切りにして、わずかの時間と距離をパウダー三昧?しながら麓に戻り解散となりました。参加者の皆様お疲れ様でした。「うずら屋」のそばを食べ、神告げ温泉に浸かって帰宅の途につきました。
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